レシピコラム 2025.12.26
にんじん丸ごと1本でシンプルおいしい! しゃき&とろ「鶏むね肉とにんじんの出汁あんかけ丼」|長谷川あかりさんの“できた”を味わうおまもりレシピvol.2

師走も佳境を迎え、賑やかな年末年始も目の前に!
何かと忙しい日を過ごしていると、栄養バランスが偏りがちという方も多いはず。そんな時こそ、野菜をたっぷり使ったいたわりごはんで、疲れた身体と心を癒しませんか?
料理家・長谷川あかりさんの新連載「“できた”を味わうおまもりレシピ」では、忙しい日々のなかでも自分でおいしいごはんを作れたという小さな自信につながる、まるで「おまもり」のようなレシピを紹介します。
2回目となる今回は、ノンオイルでさっぱりと食べられる「鶏むね肉とにんじんの出汁あんかけ丼」をご紹介します。
にんじんを丸ごと1本使い、素材と出汁の旨みをぎゅっと包んだとろとろのあんかけが、身も心もじんわりと温めてくれる一品です。
長谷川さん流 「無理しない栄養バランスの整え方」とは?

年末は忘年会や帰省など、特別な集まりが重なる季節。
一年の締めくくりとして、おいしいものを囲む時間も自然と増え、食事を思いっきり楽しんでしまいがちに。たくさん食べた後は、身体を整える食事を意識したくなりますよね。
そこで長谷川さんが健康的に食事を楽しむために、日頃から心がけていることを伺いました。

長谷川さん:
「栄養バランスを考えると、毎日の食卓で『あれもこれも食べなきゃ』と完璧に整えようと思ってしまいがちですが、少ない品目でも良いと思うんです。
例えば、1日に多くの品目を食べるというよりは、今日はにんじん1本、明日はほうれん草1束というように、日によって食材を変える。そうすれば、長期的にみてバランスの良い食事につながると考えています。
また、料理に使う食材の数を絞ることで、無駄なく使い切ることができますよね。少量の調味料でも味が決まりますし、素材の味を十分に堪能できるので良いことばかりです!」
食材を絞ったメニューを取り入れれば、下処理や切るなどの工程も少なく抑えられるので、忙しい時こそ助かりますね。
今回教えてくれたのは、にんじんを丸ごと1本使う「鶏むね肉とにんじんの出汁あんかけ丼」のレシピです。油を使わずヘルシーに仕上がるうれしい一品です。

長谷川さん:
「にんじん1本と長ねぎを酒蒸しすることで、野菜本来の旨みや甘みを引き出しています。さらに、出汁を効かせるために鰹削り節を入れました。そのまま入れれば、出汁をとる時間も省けるので楽ちんですよ。
食材本来のおいしさと出汁の香りが豊かな一品なので、ノンオイルとは感じさせない満足度です」
メイン材料は3つ! 「鶏むね肉とにんじんの出汁あんかけ丼」

「鶏むね肉とにんじんの出汁あんかけ丼」レシピ
- 材料(2人分)
・鶏むね肉…200g
・にんじん…小1本
・長ねぎ(白い部分)…1本
・ごはん…2人分<鶏むね肉の下味用>
・塩…少々
・片栗粉…大さじ2<A>
・水…大さじ2
・酒…大さじ2<B>
・鰹削り節…4g
・水…300ml
・しょうゆ…小さじ1
・みりん…小さじ1・塩…小さじ1/2~
・わさび…適量
15分
作り方


にんじんはスライサーで千切りにする。長ねぎは4~5㎝のぶつ切りにして、芯を取り出し、外側の白い部分を細切りにする。
POINT
にんじんは千切りにすることで、短時間で火が通りやすく、ごはんとも絡みやすくなります。フライパンの上でそのままスライサーを使うと、洗い物も減らせます。
長ねぎはぶつ切りにしたあと、芯を取り出しておくと、ねぎの辛みや強いにおいを抑えることができます。芯は細かく刻んで納豆に入れて食べるとおいしいですよ!

鶏むね肉は細切りにし、塩と片栗粉をまぶす。
鶏むね肉は皮もそのまま使うことで味わいにコクが加わり、旨みが増します。
◼︎楽ちんテクニック!
片栗粉をまぶしておくことで、鶏むね肉がやわらかい食感に。
さらに、汁にとろみをつける役割も果たすので、あんかけを作るための水溶き片栗粉は不要です。


深めのフライパンににんじんと長ねぎ、<A>を入れてフタをし、中火で3分蒸し煮にする。


水気が飛んだら<B>を加える。強めの中火で煮立たせてから鶏むね肉を加え、混ぜながら2分ほど煮る。塩で味を整える。
味を見て足りなければ、さらに少々の塩を加えます。ごはんにかけて丼として食べるので、やや濃いめに調整するのがおすすめです。
![器にごはんを盛り付け、[4]をたっぷりとかける。わさびを添えて完成です。](https://www.amanofoods.jp/wp-content/upload/2025/12/hasegawa_2512_02_11.jpg)
器にごはんを盛り付け、[4]をたっぷりとかける。わさびを添えて完成です。

野菜の甘みに、わさびの爽快な風味が重なり、さっぱりと楽しめます。
このレシピに合わせるアマノフーズのフリーズドライ食品として長谷川さんが選んだのは「いつものおみそ汁 赤だし(三つ葉入り)」。

※写真はイメージです。

長谷川さん:
「今回の丼は、素材の持ち味を活かして穏やかに仕立てました。鰹削り節で出汁を効かせ、わさびでピリッと味を締めています。
そこにしっかりとした味わいの赤だしのおみそ汁を合わせると、献立全体のバランスが整い、丼のやさしい味わいがぐっと引き立ちます。
赤みそは旨みとほどよい塩味があるので、一杯添えるだけで満足感が増しますね。家庭ではあまり口にしない赤みそだからこそ、特別感があって、ちょっと贅沢な気分にさせてくれます」
にんじんの代わりに甘さのある大根の上部を千切りにして使い、叩いた梅を合わせるアレンジもおすすめだそうです。
今回のように、普段からよく料理に温かい汁物を合わせるという長谷川さん。
つい食べすぎてしまいそうな時にも、汁物が役立つと話します。

長谷川さん:
「なんとなく口さみしい時、食べすぎてしまった時などは、意識して温かい汁物を飲むようにしています。
フリーズドライ食品はお湯を注ぐだけで作れるので、本当に便利!
塩分の摂りすぎには気を付ける必要がありますが、塩気のあるものや、温かいものだと口もお腹も落ち着いて、ホッとしますよね」
無理に我慢するのではなく、食べたい気持ちに寄り添う工夫が大切なんですね。
***
シンプルな調理で素材本来の旨みを楽しめる長谷川さんの丼レシピ。
さらに、だしやみその味わいにこだわった手作りの温もりを感じるアマノフーズのフリーズドライ食品を添えれば、豊かな食事時間になるはずです。
文:田窪綾
写真:杉保毅留
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※ランキングは2022年12月~2023年11月の弊社流通出荷実績です。





