レシピコラム 2025.06.30
たったの5分!「生ハムのサラダマリネごはん」|育児の合間でも満足ひとりごはんレシピ【お悩み解決めしvol.19】

日々自分のため、家族のために行う料理。
「毎日献立作りに頭を抱えている…。」
きっと皆さんもそれぞれ料理に関するお悩みをお持ちなのではないでしょうか?
そんなお悩みに料理家の橋本彩さんが向き合い、レシピという形で解決方法をご提案するコラム「お悩み解決めし」。
第19回は、アマノフーズの公式Instagramに寄せていただいたコメントの中から「家事や育児の合間に、簡単に作れて満足できるひとりごはんを知りたい」というお悩みに答えていただきました。
子育て中は、子どものことを優先するあまり、自分の食事が後回しになってしまうという人も多いはず。
今回、橋本さんが教えてくれた「生ハムのサラダマリネごはん」は、たったの5分で作れておなかも心も満たされる、ちらし寿司風のひと皿です。
自分の「食べたい!」を大切に。育児の合間の「ひとりごはん」のポイントは?
今回のお悩みはこちら。
「家事や育児で自分のごはんがもの足りない時があります。簡単で満足感のある“自分のためのひとりごはん”を作りたいです」
忙しい時は、自分の食事を手早く済ませてしまいがちですが、たまには自分のために好きなものを食べたいと感じる方も多いのではないでしょうか。3児の母である橋本さんは、一体どのようにひとりごはんを充実させているのかを伺いました!
ーー橋本さんは、普段どのようなひとりごはんを作られているのでしょうか。
橋本さん:
「私も、子どもたちが学校や保育園の日の昼食は、冷凍そばやパスタを使った簡単な料理でぱぱっと済ませることが多いです。
夫がいない日の夕飯は子どものお世話に追われて、落ち着いて座って食べることが難しい日もあります。
そんな簡単な食事の日が続くと、どうしても満たされない気持ちになる時があるんですよね…。
でも、そういう時こそ、自分が好きな食材を使ったり好きな味付けにしたりして、『自分を満足させること』を意識するようにしています。
子どもと一緒に食べるごはんの時でも、自分が食べておいしいと思えるものでないと料理へのモチベーションもなくなってしまいます。
家族団欒を楽しむためにも、子どもも大人も満足して食べられる方法を探る毎日です」
――自分のためのごはんを作る時、どんな食材を使うことが多いですか?
橋本さん:
「生ハムやスモークサーモンはひとりごはんで重宝していますね。
ふと、お寿司やお刺身が食べたくなる時があるのですが、やはり自分のためだけに買うのは気が引けます。ですが、生魚よりも手軽な価格の生ハムやスモークサーモンだと一人で食べ切れる量の物も多いですし、手を伸ばしやすいですね。
私は『生ものを食べたい!』『外食したい!』という気持ちが湧いてくると、市販のソースで作ったパスタやリゾットに、これらの食材を合わせて食べます。
一気に満足度が上がり、フラストレーションが解消できるんです!
また、ひとりごはんでも、テンションが上がって楽しく食べられることが大事だと思うので、見た目の華やかさも意識しています」
・好きな食材や味付けを意識して、満足感を高める
・見た目の華やかさで気分もアップ!
今回紹介していただくレシピは、橋本さんがひとりごはんの食材として重宝している生ハムを使ったレシピ。
橋本さん:
「私が大好きな回転寿司にあるサラダメニューから発想を得た、『生ハムのサラダマリネごはん』をご紹介します。家事や育児で忙しく外食になかなか行けない時でも、特別感を味わえます。
材料を切って、調味料と和えて、ごはんにのせるだけの時短レシピなので、忙しい時にもおすすめです。ぜひ参考にしてみてくださいね」
作る時間を短くできれば、その分味わって食べる時間を確保でき、ひとりごはんがより充実しますね。
それでは「生ハムのサラダマリネごはん」をさっそく作っていきましょう!
おいしさと彩りにおなかも心も満たされる!「生ハムのサラダマリネごはん」の作り方

「生ハムのサラダマリネごはん」のレシピ
- 材料(1人分)
・ごはん…1膳分
・きゅうり…1/3本
・ミニトマト…3〜4個
・生ハム…5枚(約35g)
・大葉…1枚
<A>
・オリーブオイル…大さじ1
・酢…大さじ1/2(米酢や黒酢でもOK)
・しょうゆ…小さじ1
・砂糖…小さじ1/2
・塩…ひとつまみ
・コショウ…少々
・おろしわさび(チューブ)…小さじ1/2
約5分
作り方

ごはんを平皿に盛り、粗熱を取っておく。

ボウルで<A>の調味料を合わせる。


きゅうりをいちょう切り、ミニトマトを8等分、生ハムを重ねて1cm角に切り、
[2]とよく和える。
POINT
きゅうりとミニトマトのサイズをそろえて切ると、食べやすく見た目もきれいに。生ハムは、1枚ずつばらすように混ぜましょう。

[1]の上に[3]を盛り付け、大葉をこまかくちぎってのせたらできあがり。

※写真はイメージです。
生ハムをのせることで、一気に「ご褒美感」が高まりました。
マリネ液(<A>の調味料)がごはんに混ざって、酢飯のような味わいになり、ちらし寿司を食べているかのような贅沢な気分を味わえます。
火を使わずに作れるので、洗い物が少ないのも嬉しいですね。

※写真はイメージです。
今回は、ちらし寿司風の一品に合わせてアマノフーズのフリーズドライ食品「いつものおみそ汁 あさり」をプラスしました。
橋本さん:
「あさりの濃い旨みにやさしい甘さの米みそが合わさり、本格的な味わいです。
あさりのだしがしっかり出たおみそ汁はお店で味わうイメージですが、気軽にお家で食べることができて助かりますね。
お寿司屋さんで出てくるようなあさりのおみそ汁と『生ハムのサラダマリネごはん』を合わせて食べると、さらに外食気分が味わえます。
今回のレシピのアレンジとして、お好みでみょうがやアボカド、カニカマなどをトッピングするのもいいと思います。
酢飯風のさっぱりした味付けなので、暑さで食欲がない時にも食べやすいですよ」
最後に、つい自分の時間を後回しにしがちな子育ての日々のなかで、橋本さんがどんな工夫をしているのか、日常生活の中でのアイデアを伺いました。
橋本さん:
「育児中において、『心のゆとり』が大切だなと感じています。疲れたなという時でも、『自分の食べたいものを食べて心の栄養をもらってから、さあ家事を片付けよう!』のようにやる気を出しています。
食事以外でも、夫婦で協力しながら自分の時間を作るようにしています。体力作りも兼ねて、子どもたちの寝かしつけが終わったあとに、夫婦で交互にジムへ行っています。
身体が疲れてしまうと、気持ちにも余裕がなくなって、家族と良いコミュニケーションが取れない時もありました。
育児の疲労感にも耐えられる体力が必要だなと日々感じています。
あとは、動くとストレス解消にもなりますし、ジムでは必然的にひとりの時間を過ごせるので、良い息抜きになっています。
家事や育児は毎日続くので、うまく時間を作りつつ自分にご褒美を与えて、“ぼちぼち”頑張りましょう!」
次回の「お悩み解決めし」もお楽しみに!
過去のレシピはこちら▼
写真|古井 果歩
文|佐藤 有香
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※ランキングは2022年12月~2023年11月の弊社流通出荷実績です。